【読書感想】SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

今回の投稿はFLINTERSブログ祭り梅雨の企画での記事です。

私が所属しているブログ祭りのチームでは、課題図書を決めて輪読会を実施しそれぞれの感想を投稿することになりました。

テーマは #ソフトスキル #学習法 #マインドセット  です。

 

こんにちは、今年4月にFLINTERS BASEへ入社後、現在研修中の有川です。

私からは、担当した第4部 生産性を高めよう を読んだ感想をお伝えします。

 

課題図書

 

 bookplus.nikkei.co

ソフトウェア開発者向けにキャリアやライフスキルを向上させるための具体的なアドバイスが詰まった一冊。 7部構成のうち第4部では生産性がテーマとなっており、その中でも具体的な手法としてポモドーロテクニックについて書かれています。

 

ポモドーロテクニックとは

集中力と生産性を高め、効率よく仕事を進めるための時間管理術のこと。

①25分間集中:一度にひとつのタスクだけを処理し、25分間はそれだけに集中。

②5分休憩

これを1ポモドーロとして、4ポモドーロごとにそれよりも長い休憩(通常は15分)を取る。

 

感想

印象に残った点

FLINTERS BASEでは主に在宅勤務で業務を行います。集中力を持続させてパフォーマンスを向上させる方法を模索する必要がある中で、本書の第4部はエンジニア視点での生産性について書かれているので、何か一つでも自分の中に落とし込んで実践したいと考えました。そこで最も印象に残ったのは以下の内容でした。

私が初めてポモドーロテクニックを使ったときには、やり方が正しくなかった。

私はポモドーロ何個分の仕事をしたか注意を払っておらず、特定のタスクをこなすために何ポモドーロかかるか見積もっていなかった。(中略)

ポモドーロテクニックの本当の力は、作業量を見積もり、トラッキングするためのツールとして使ったときに現れる。

この章では、生産性を高めるためには集中力が不可欠ということを前提に、まずは集中する方法としてポモドーロテクニックを紹介し、集中できたら次は生産性を高めるためにはどうしたら良いか?という話まで展開されています。

ポモドーロテクニック自体は試したことがあったのですが、何ポモドーロかかるかを見積もる、それをトラッキングするという視点はありませんでした。

 

実践

実はこの記事は早速ポモドーロを使って書いています。

書く前の見積もりは2ポモドーロ(1時間)で、実際には5ポモドーロ(2.5時間)でした。

できると思い込んでいる仕事量と、実際にできる仕事量の差が明確に数値化されます。

次にブログを書く時は、余裕を持って6ポモドーロ(3時間)あたりで設定するのが良いかもしれません。

タスクへの集中に加えて、次回以降の目標設定にも使える非常に強力なツールだと感じました。今後、研修を進める際や自己学習などで活用していきます。

 

 

まとめ

「今日は何ポモドーロできたから、仕事が捗っていたな」と数値を根拠に自己評価できれば、生産性を上げるだけでなく自身の成長にも繋がると感じました。

今回のように役立つツールがあれば貪欲に取り入れて、エンジニアとして成長していきたいと感じました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今回の感想が皆様の参考になれば幸いです。