新人データエンジニアが思うFLINTERS BASEでの研修と社風について

はじめに

2024年4月入社のサトミです。この度3ヶ月の技術研修を終え、6月末に卒業式を迎えました。桜ではなく、紫陽花が咲く時期に卒業式を行ったのは人生で初めてのことでした。現在は配属先でデータエンジニアとして業務を行なっています。

 

本来であればこの記事は、技術研修終了後、その内容について書いていくことが目的です。しかし、自分の記事はFLINTERS BASEに入社しようか悩んでいる方に向けて書こうと思っています。

 

というのも私自身、弊社の採用を受けようか悩んでいる時期にFLINTERS BASE BLOGを見つけ、実際に働いている人の生の声を記事を通して聞けたことが採用を受けるきっかけに繋がったからです。

その時に知りたかった内容を思い出すと、主に2つの観点がありました。

1.会社全体の雰囲気
2.入社後の研修にはどのようなメリットがあるか


それでは、上から順に説明していきたいと思います。


会社全体の雰囲気

会社紹介というと、多くの場合「こんな良い職場ですよ」という内容を書くと思いますが、人によって何を良いと思うかは異なるよな、とその文言を見る度に感じていました。

一方で、パワハラやセクハラなど悪い職場のイメージに関してはある程度多くの人にとってコンセンサスが取れている印象があります。


良い会社というのはポジティヴな要素を語るだけでなく、つまり「悪い部分の少なさ」についても話せることも条件だと思います。

そこで、多少トリッキーではありますが、「こんな悪い要素はないですよ」と、Notに着目しながら社内の雰囲気を紹介したいと思います。

まず、設立してまだ3年という若い会社のため、先輩方や役職者の方々との距離感が近いことが特徴として挙げられます。とても真摯かつ自分ごとのように、こちら側の意見や相談に耳を傾けてくれるため、業務でわからないことがあった時に一人で迷うことはありません。また、リモートワークの現場が多く、毎日通勤が苦だという人にも合う働き方があります。

前提としてFLINTERS BASEはデータエンジニアの人材派遣会社ですので、配属先によって労働環境は大きく変化します。一概に「社員は皆、このような雰囲気の中で働いています」と断言することは難しいです。


とはいえ、配属先の業務について気軽に相談ができる環境の有無で大きく働きやすさは違うはず。また、社内Slackやオンラインミーティングがオープンに使用されています。私も、Slackで業務上の疑問点や業務外の福利厚生についての質問などをよくSlackで投げていますし、誰かに質問する際の心理的障壁は全く”無い”と思います。

また、社員のほとんどが別業種からの転職組というのもあって、「会社の人間としてこうであるべき」という押し付けや息苦しさが”無い”点も非常に魅力的でした。自分はエンジニアからの転職組でしたが、元営業の方や元事務員の方など、みなさん経歴が本当にさまざまです。

 

「適度に身近で、適度に距離を置く」という職場において最も気楽で正しい距離感をみなさん大事にされている印象です。Slack上で飲み会や勉強会を募れば人は集まりますし、かといって社内行事に参加せず、よりプライベートな時間を増やしたいという意向を持った方もしっかり尊重してくれる印象があります。

 

入社後の研修にはどのようなメリットがあるか

研修のもっとも大きなメリットは、初学者が知るべき内容とまだ知らなくてもいい内容の切り分けができることだと思います。

例えばPythonそれ自体の知識を極めようと思えば、研修の知識以外にも、大量の記法やライブラリの知識を知る必要があります。

しかし、データエンジニアとしての基本を知る段階であれば、専門知識よりもBIツールやBig QueryのようなDWHツールの知識を優先して覚える方が実務的です。

特にデータエンジニアは複数のシステムを繋ぐような知識が非常に重要ですので、広範囲の知識を満遍なくかつポイントを抑えて覚えておくことが強みになります。

 

FLINTERS BASEでは入社後、データエンジニアとしての三ヶ月の研修期間が設けられています。

研修の前期はPythonの基礎知識やGitなどのコード管理ツール、SQLの基礎知識から始まり中期にはAWSやGCP、BIツールなどの周辺知識、そして後期にはそれまで習った知識の応用的な内容を学びます。また、中間/総合演習というそれまでに習った内容の総ざらいするような演習問題も用意され、インプットとアウトプットのサイクルを効率よく回しながら学習を進められます。

データエンジニアとして必要な知識の取捨選択を、研修ではカリキュラムによってあらかじめ設定してくれている訳です。

いくらエンジニアの知識を身につけたからといって、一部の分野に特化して、それ以外が全くの白紙だとどこから手をつけていいか分からない。
その点、FLINTERS BASEではデータエンジニアの全体像を掴んだ状態、ラフスケッチを描いた状態で配属されます。そのため、「何の知識を使うべきか」が分かる状態になっている。

また、仮に業務を進めていく中で不足している知識があっても、自分自身も配属先の方達も「どこの知識を付け加えればいいか」が分かる状態にもなっています。

だからこそ、データエンジニアとして配属されるだけでなく活躍できるようになっているのだな、と感じました。3ヶ月間という長い期間で、体系的な知識を学べることの最大のメリットはそこだと思います。

 


終わりに

以上の内容が、FLINTERS BASEに入社しようか悩んでいる方にとって少しでも参考になれば幸いです。私はFLINTERS BASEでの研修を通じて、多くのことを学び、成長することができました。

皆さんも一緒に、ぜひこの環境でデータエンジニアとしてキャリアを歩んでいきませんか?
ご興味ある方は下記のリンクから!
https://www.wantedly.com/companies/flinters-base