社内SEからデータエンジニアへ挑戦

初めまして。

2023年7月からFLINTERS BASEに入社した7期生の SON JEONGHO(ソン・ジョンホ)と申します。

今回は、情シスの社内SEからデータエンジニアへ転向するまでの私の話を含めて、FLINTERS BASEに入社して研修で学んだこと、成長できたことについてお話しできればと思います。

経歴について

私は韓国人です。2019年大学卒業と同時に就職のため来日しました。

最初就職した会社は、自分の大学専攻を活かして就職したいと思い半導体に関する仕事をする会社に入社しましたが、そこで仕事をしている中「やはり昔からずっと好きだったIT・パソコン系の仕事がしたい」と思うようになり、都内にあるIT企業に第2新卒として転職することになりました。

それから転職した会社(前職)で情報システム部門で3年ほど社内SEとして社内ヘルプデスク・IT資産管理・社内NW運用保守等システム管理者として仕事してきましたが、、、ある日ふと、顧客の事業に役に立てながらもより専門的なスキルを持った需要のあるエンジニアになりたいと思いました。転職活動の中で、FLINTERS BASEとご縁がありデータエンジニアとして入社することになりました。

研修内容について

3ヶ月間の研修で学んだことは色々ありますが、今回は以下3点について簡単に説明させていただきたいと思います!

  1. Gitを利用したソースコード管理
  2. AWS
  3. Airflow

Gitを利用したソースコード管理

そもそもGitとは?

急変・新しい技術が溢れてくるソフトウェア開発の世界では、効率的なソースコード管理・チームプレイの重要性が高まりました。Gitとは、そのソースコードを管理するためのバージョン管理システムです。Gitを使うとファイルを修正する時に、変更履歴が記録し保存するため、いつでも前のバージョンに戻すことができます。

研修の感想

前職で開発チームと連携し、GitLabを利用してリリース作業・動作確認の経験しかなく、Gitの用語やバージョン管理のイメージが伝わりませんでしたが、研修でのハンズオンや演習課題を通してバージョン管理について理解できました。なお、Gitとはただのコード管理のためのものではなく、システム開発のため細かいコミュニケーションを取る必要のあるエンジニアに取って必須不可欠なものだと思うようになりました。

AWS (Amazon Web Service)

AWSとは?

インターネットショッピングモールで有名なAmazonのクラウドコンピューティング事業部が展開しているクラウドコンピューティングサービスとなります。

研修の感想

前職でAWSを含め、クラウド運用経験はありましたが、本番環境の操作に関する問題や課金のことでEC2以外での操作を経験したことはありませんでした。しかし、FLINTERS BASEへ入社して研修資料やAWS公式ドキュメントを見ながら実際手を動かしてみるハンズオン研修のおかげでAWS S3、AWS LambdaやLoad BalancerのようなAWSの核心的なサービスの理解が深まったと思います。

ETL(Airflow)

ETLの研修では、「Airflow」というデータエンジニアリングパイプライン用のオープンソースを利用しデータパイプライン構築について勉強しました。ちなみにETLとは以下のような順番でデータをより活用しやすくするための一連の工程となります。

  1. EXTRACT(抽出)
  2. TRANSFORM(変換・加工)
  3. LOAD(ロード・格納)
研修の感想

個人的にデータパイプライン用のワークフローシステムはDigdagよりAirflowの方が楽しいなと思いました。エラーが発生した部分をログでちゃんと指摘してくれるところや、GUI操作のおかげで秘密鍵の指定が楽だったり、Pythonでワークフローの定義ができるのもいいなと思いました。ただ、業界的にはDigdagの方がもっと使われているようにも思えましたね。

会社に入って3ヶ月が経った感想

社風について

エンジニアが集まっている会社だからなのか、メンバーが自発的に勉強会を開いたり、勉強だけじゃなくても交流の場を作っているところが自走力のある組織だなと思いました!また、定期的に行われる1on1で先輩社員や教育部の方々と仕事に関する話だけじゃなく、他に困っていることがあれば気軽に相談できるところも安心して仕事できる環境だなと思いました。

社員の自己啓発を推奨する制度

  • IT資格は受験料が高いから受験することに迷う・・・って思ったりするのですが年間「7万円」まで資格受験料を会社で補助する制度があります。おかげでAWS関連資格受検料を抑えることができました。(制度を利用するための申請も簡単で助かりました。)
  • 会社にIT技術関する書籍が沢山あるので、勉強したい技術があれば関連した書籍を自由に借りて「40日間」貸与することができます。もし会社に勉強したい本がない場合は欲しい書籍をネットで買って自宅へ送ることもできます!

成長できたこと

  • 問題解決への執着

研修で勉強したことを応用して自分で解決するような課題が多いですが、うまくいかない時が割と多かったです笑。「一体どうして???」みたいな表情になる毎日でしたが、自分の完成させたいものをイメージしながら課題点を一つずつ解決していく。そうやって試行錯誤を通して詰まったところが突破できた時は本当に気持ちいいんですよね〜諦めが悪くなります笑

  • 自走力が付いてきた

自ら調べて勉強することが多く、自走力を求められるんですよね。(エンジニアなら当然だと思いますが)FLINTERS BASEは先輩社員の方々が率先して勉強会を開いたり、資格を取ってたりする姿を見ると刺激を受けるんですよね。なので私も新しい技術を身につけていくため、来月中旬のAWS資格受験に向けて毎日終業後勉強しています!

 

以上となりますが、これからも毎日少しずつでも成長していくエンジニアになるために頑張っていきます!お読みいただきありがとうございました!