データエンジニア一年生

2022年1月にFLINTERS BASEに入社し、3ヶ月間の研修が終わったので研修内容や会社の雰囲気などについてまとめていく。

成長できたこと

研修期間で特に成長を感じたのは以下の2点である。

  • データウェアハウスを含むクラウドの知識やSQLの読み書き。
  • 新しい技術を学ぶ際のアプローチの仕方。

クラウドの研修ではAWS, GCPを扱った。データエンジニアとして働く上では必須の知識で自分の1番興味のある領域でもあった。研修では実際に手を動かすカリキュラムが多く操作に慣れることはもちろん操作の背景まで理解できた。クラウドサービスは個人ではコストを気にしてなかなか勉強しにくいと思うので、研修を受けたからこその成長であると感じた。

勉強の仕方については同期の人から勉強方法や、どのサイトが良かったか等を共有してもらったおかげで効率的に知識のインプットができるようになったと感じた。また、アウトプットを頻繁に行うことで、知識の定着度が違うことも研修中に実感した。

研修内容について

研修期間の3ヶ月でかなり自信がついたと実感している。研修はアウトプットに重きが置かれており、手を動かしてやってみる機会が多かったので効率よく技術を身につけることができた。

ここからは受けてみて特に良かったと感じた研修3つを紹介する。

Linux基礎

エンジニアとして働く上でほぼ必須の知識であるLinuxコマンド。研修初期にカリキュラムが組み込まれていた。ローカルで環境構築する時やファイル操作する時など、とにかく使う場面が多かった。特にPATHの通し方や通す意味を知ることができて、環境構築に対する自信がついたと思う。

RDB/SQL基礎

データを扱う上では必須であるSQLの基礎を3日かけて勉強した。SELECT文やINSERT文、様々な関数を用いたクエリの書き方からトランザクションや正規化などの概念的な部分まで学ぶことができた。

この研修を受けて特に良かったと思ったのはSQLの実行順序を意識できるようになったことである。研修を受けるまではクエリの行数が増えると何をしているのか分からず、SQLに少し苦手意識があった。研修を経てクエリを書く順番と実行される順番の違いを意識するようになり、長めのクエリでも読んだり書いたりできるようになったことに成長を感じた。

SQL応用

上記RDB/SQL基礎の応用編で2日間の研修であった。この研修では見やすいクエリの書き方や分析関数を学んだ。演習ベースで進んでいく研修で、難易度は高かった記憶があるが、なんとか解くことができた。「これがスラスラ書ければもう大丈夫」と聞いていたので、自信につながったと思う。

会社に入って見ての感想・雰囲気について

研修を3ヶ月間受けてみて、ここまで恵まれた環境で学習できる機会は他にないと感じた。転職時に様々な会社を見てきたが、しっかりとした研修があるところは少なく、やりながら覚えていくというスタンスのところが多かった。そのスタンスが悪いとは一切思っていないが、業界未経験の自分としては転職後についていけるかどうかの不安が大きかった。その点、FLINTERS BASEでは未経験からでもエンジニアとして自信を持って配属先に行ける環境が整っていると言える。

また、雰囲気に関しては落ち着いている方が多く、和やかな雰囲気であると感じている。前職が銀行で、ピリピリとした雰囲気の中で働いていたので、FLINTERS BASEの雰囲気はとてもやりやすく、のびのびと成長できると感じている。

これからの抱負

現状自分は配属先がまだ決まっていないので、まずは目先の興味のあることをどんどん取り入れていきたいと考えている。研修期間で勉強する癖がついたので、興味のあること、勉強して楽しいことを学んでいこうと思っている。具体的にはクラウドサービスに興味があるのでまずはGCPの資格を取得するところから始めようと思う。