外国語習得法の新次元

「ゼロから12ヶ国語マスターした私の最強の外国語習得法」の感想

こんにちは。

今回の記事は「梅雨にも負けない!ブログ祭り」としての投稿です。

私からは、最近読んだ本の中で、先行予約をしてまで発売を楽しみにしていた

「ゼロから12ヶ国語マスターした私の最強の外国語習得法」の感想をお伝えします。

書籍の概要

著者について

Kazu Languages

"Kazu Languages"というチャンネル名でYoutubeやTikTokの活動をされている方。

2000年生まれのインフルエンサー。SNSの総フォロワー数は200万人!

知った気かっけ

私は日常であまりYoutuberのコンテンツは見ないですが、TikTokはよく見る方です。

数十秒の動画の中で自分の好みかどうかを判断できてスライドで次の動画に移動できるTikTokの機能が自分にとてもあっています。

中でも旅や外国語のコンテンツに興味関心があり、そのジャンル内で彼の動画に出会いました。

彼は、世界中の幅広い年齢層の方が使用するコミュニケーションアプリで、初対面の人と話す動画をアップロードしています。

最初はみんな「英語」を話してコミュニケーションをとるのですが、お互いの出身や母国について話す中で、"Kazu Languages"は相手の母国語で流暢に会話を始めるのです。

彼が聞いて話せる言語の数は12ヶ国語。

母国語を話された瞬間に画面越しで会話をしている相手の表情がパッと明るくなる瞬間を見るのが非常に面白いですし、何より自分も色々な言語でコミュニケーションをとってみたい!と強く思わせるような動画ばかりで、すぐに彼の「ファン」になりました。

要約

今回、初の書籍発売となった「ゼロから12ヶ国語マスターした私の最強の外国語習得法」の要約です。

この書籍には、英語から最難関と言われるアラビア語までの12ヶ国語をたった5年で習得した著者が、遊びのように学んで外国語を習得することの極意を記しています。

 

著者も最初は、みんなと同じように中学校で学ぶ「英語」からスタートしたが、一向に英語を「話せる」ようにはならないカリキュラムにフラストレーションを溜めていたとのこと。元々「世界中の人と話したい、友だちになりたい」という思いがあった著者は、高校生になるとGoogle Earthで海外の街並みを検索して擬似的な旅をしていたそう。

そんな著者の最初の習得言語は、スペイン語。大学時代に「流行の歌」をきっかけにスペイン語の言葉そのものに惹かれ、世界で見るスペイン語話者の数(約5億人)も多いことから、独学と留学を経て習得したのである。

そこから英語、フランス語、アラビア語、インドネシア語、ロシア語、ポルトガル語、ドイツ語、トルコ語、中国語、タイ語、韓国語と、「どういう経緯で」、それぞれの言語には「どのような特徴があって」、「どのように習得したか」が記されている。

また、書籍内では著者が実際に使用している語学習得におすすめのツールや、語学習得をして人生が変わったこと、効率的な外国語学習のステップなども記されている。

感想

印象

まず、著者に対しての「きっと元から英語が得意なんだろう」「英会話教室に小さい頃から通っていたのだろう」と言った先入観が全くもって当たっていなくて、いい意味で衝撃でした。

著者も学校の授業では自分と同じような感情を抱いていたのかと思うと読み進みやすさがありました。

 

私自身も、高校3年生の夏に受験勉強を開始したときは英文法なんてちんぷんかんぷんで、話すなんてもってのほかでした。

受験勉強を経て大学時代に一人旅を通して英語が好きになり会話もできるようになった過去があります。

また、私は、FLINTERS BASEに中途で入社しましたが、新卒の際は「英語学習カウンセラー」でした。

簡単に申しますと、英語を話せるようになりたい会員の方の、英語学習における悩みや課題を解決するためのカウンセリングを行う人です。

日本の語学の教育はインプットが多く、知識はあっても話せない人がたくさんいると思います。読めるけど聞きとれない、聞き取れるけど話せない、などの悩みがカウンセリング内でも多かったように思います。

今回この書籍を通して私の憧れであり、尊敬している著者も同じ道を通ってきてそこから能動的にさまざまな言語を習得していった道のりがわかり、自分も真似してみようという目標が明確になりました。

学び・気付き

「自分の興味のある国こそ楽しく言語を習得できる」という著者のいう通りだと思いました。

私は、タイが好きなのですが、タイに行っても挨拶以外基本英語を使っています。もし、タイ語を使ってコミュニケーションが取れる自分の姿を想像すると、ワクワクしますし、きっとそれは「勉強」としてではなく、苦なく学べるのだろうと思うことができました。

「勉強をあそびに変えること」が継続のコツと著者も記していたので、語学習得への「少しめんどくさい、難しそう」というマイナスなイメージを払拭して、挑戦していこうとマインドを新しくすることができました。

まとめ

本屋に行くとさまざまな語学習得の書籍が並んでいますが、語学に興味のある方、興味はあるけど苦手だから何も始められずにいる方、とにかくいろんな人にこの書籍を読んでいただきたいです。

語学習得に対するイメージが変わります。

おすすめツールや習得法も記されているので参考にできます。

私もまずは楽しく習慣づけるところから始めてみようと思いますので

みなさんもぜひ一緒に多言語話者目指しましょう!!

書籍URL

ゼロから12ヵ国語マスターした私の最強の外国語習得法 | SBクリエイティブ