「SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル」の感想(第3部 学習)

今回の投稿はFLINTERSブログ祭り梅雨の企画での記事です。

私が所属しているブログ祭りのチームでは、チームで話し合って決めた書籍の輪読会を実施し、感想を投稿することになりました。

テーマは #ソフトスキル #学習法 #マインドセット  です。


こんにちは、FLINTERS BASEでエンジニアをしている中村です。

私が所属しているブログ祭りのチームでは、輪読会を実施し感想を投稿することとしました。
私からは、「SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル」の第3部を担当した感想をお伝えします。

書籍の概要

「SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル」はジョン・ソンメズによって書かれた、ソフトウェア開発者向けのキャリアやライフスキル向上のためのアドバイスが詰まった本です。

全部で7部構成となっており、エンジニアのキャリアや、生産性などまさにソフトスキルについてまとめられています。

第3部は「学習」がテーマとなっており、技術進歩が早いエンジニアリングの領域で学習をし続けることの重要性とその方法について記載がされています。

本ブログでは私が最も印象に残った点を抜粋してご紹介します。


感想

印象に残った点

第28章から第30章までは独学のスキルとその具体的な10のステップが述べられております。その中でも特に印象に残ったのは、「ステップ2 学習範囲を決める」に書かれていた「大きすぎる対象にぶつかっていこうとして圧倒されてしまうのは学習がうまくいかなくなる理由の一つだ」という部分です。

私は新しい領域の学習を始める際、一番分厚い書籍を購入し、まずは1冊読み切ることを目標にしていました。しかし、途中で飽きてしまい、積読状態になることが多々ありました。この本を読んで、そのような学習方法がうまくいかない理由を実感しました。

学びや気づき

学習範囲を絞るためには何のために学ぶのか?(目的)と何を学ぶのか?(目的を達成するための手段)を明確にすることが重要だということを学びました。

最近私はTerraformについて学習をしているのですが、学ぶべき内容が膨大で挫折しかけていました。そこでこの本の内容を元に、「手動でのリソース作成によるミスを減らすために」「既存のクラウド環境をTerraformでの管理に切り替える方法」について学ぶことに焦点を当てました。

このように学習する範囲を明確にすることで1冊の書籍の中でも必要な箇所がわかり、効率よく学習をすることができるようになります。

読後の変化や影響

この書籍を読んで、今後は学習する理由と目的を言語化し、学習中に常に意識できるようにしようと感じました。

具体的な方法として、スプレッドシートに書き込み目標管理をする、付箋に書き出して視界に入るところに貼っておくなどを試してみようと思います。

 

まとめ

第3部を通じて、エンジニアの独学の仕方について改めて考える良いきっかけとなりました。

今まで、勉強の仕方自体を教わることは少なかったのではないでしょうか。技術進歩が早いこの領域だからこそ、「学習の仕方」自体もアップデートし、エンジニアとしての技術力を高めていきたいと感じました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今回の感想が皆様の読書選びの参考になれば幸いです。