FLINTERS BASE 新人エンジニアの日々

はじめに

FLINTERS BASE 8期生の山口です。

今回の投稿はFLINTERS BASEブログ祭りの記事です。テーマは #FLINTERS BASE #成長です。

現場配属から2ヶ月が経ちましたので、未経験からFLINTERS BASEでエンジニアとして働いてみての感想をお話ししたいと思います。

研修中の生活との比較

前回はFLINTERS BASEでの入社研修に関する記事を書かせていただきました。

せっかくなので、今回は研修中の生活との比較にも触れていきたいと思います。

研修中

自走式の研修なので、決まった時間に受ける講義や授業は基本的にありませんでした。

各カリキュラムを学習する順番や、学習スピードに関して、手本となるスケジュールは用意されていますが、気になった分野は時間をかけて調べるなど自分のペースで学習することが可能です。

1日の流れ
  • 9:00 業務開始
    • 原則10:00までに開始するルールです。それより早い分には可
    • 研修の同期と同じオンラインミーティングの部屋に入って、話しながら勉強することもできます
    • 自分の研修期間にはまだありませんでしたが、現在は毎日の学習開始時に本日取り組むことをSlackチャンネルに投稿しているようです
  • 10:00 朝会
    • 出欠確認と研修の講師の皆さんからの連絡事項の伝達
  • 10:05 自習再開
    • 昼休みの時間も決まっていないため、1時間程度で研修生各自が自由に取っていました
  • 15:00 進捗報告
    • 現在取り組んでいる内容の報告とエラー等で手詰まりになっている部分の確認
  • 17:00 日報の記載
    • Slackチャンネルに投稿
    • 今日取り組んだことや得た気づき、学習において今困っていることなどを記載
  • 17:30 夕会
    • 研修生各自の日報の発表で、気づきや困りごとの共有
    • 学習のことでなくとも「今日のご飯は?」みたいな雑談的話題も話していました。堅い雰囲気ではないです
  • 18:00 業務終了

配属後

自分の配属先は研修中と変わらず基本リモート勤務の現場のため、就業環境には大きな変化はありませんでした。

現在の担当業務としては、既存のダッシュボードの修正や新規作成、スポット的なデータ抽出の依頼を受けてSQLを書くことが主です。

1日の流れ
  • 9:00~10:00 業務開始
    • 今の配属先は朝会・夕会のようなものはありません
    • 定例MTGは週に一度のチーム定例やPJ単位での実施
    • 普段のコミュニケーションはチャットベース+必要に応じてMTG
  • 12:00~13:00 昼休み
  • 18:00~19:00 業務終了

研修中の過ごし方と異なることとしては、やはり毎日決まったタイミングでのコミュニケーション(朝会など)があるわけではないのが大きいと感じます。進捗報告や不明点の確認については、配属先の方の予定も見つつ適切なタイミングで行うよう心がけています。

また、依頼されたことの納期はありますが、スケジュールは納期を考慮して自分で立てていくため、やはりこれも自分で段取りすることが重要です。

気づき

配属されてから得た気づきは主に3つです。

研修で学習したことはちゃんと役に立つ

まずプログラミング等の技術的なスキルについては、研修で学習した内容で現場配属直後に求められる水準は達成できていると感じました。

また、技術的なこと以外でも、自走式という研修のコンセプトが実際の現場で求められる姿勢に繋がる部分がありました。

  • 自分が取り組みやすいように計画を立てて、学習(配属後はこれが業務に変わる)を進める点
  • わからないことはまず自分で調べる、自分の状況を整理してから人に質問する点

上記は社会人の基本でもありますが、3ヶ月の研修の間も働いている時のスタンスから大きく離れずにいられるので、配属後も早期に仕事モードになれるのではないかと思います。

ドメイン知識の重要性

ドメイン知識とは、ある業界・業種に特化した事業の知見や情報のことで、データエンジニアの現場では具体的には以下のようなものになると思います。

  • 配属先企業が扱う商材やサービスに関する知識
  • 配属先のデータ管理体制や基盤システムへの理解 etc.

配属前にある程度調べておけることもありますが、企業ごとの慣習や現状に関しては配属後にしか見えてこないものがあるなと感じます。

自分もまだまだ勉強中なので、少しでも気になったことは聞いたり調べたりするのが近道になると考えています。

自己学習について

現場に配属されると、当然実際に現場で必要になる技術を業務を通して学ぶことができます。

一方で、配属された現場で扱わない技術について触れる機会は減ります。たとえば自分の場合は配属先で書く言語はSQLが主なので、研修で勉強したPythonを忘れないためには定期的に復習やコードを書く機会を自分で設ける必要があります。

また、現場で扱う技術に関しても、経験をスキルとして身につけていくためには、学んだことを自分なりにまとめてアウトプットするのが効率的です。FLINTERS BASEでは、現場で学んだことや自己学習の成果をまとめた記事が本ブログや社内ブログでもよく投稿されています。

上記のように、配属後は現場で扱わない技術に触れる機会を定期的に作る、現場で学んだことをアウトプットして深い理解に繋げることが重要だと感じています。