46歳、初めてのブログ執筆

はじめに

 2024年1月に親会社のFLINTERSが設立10周年を迎えるにあたり、子会社を含めた全社員でブログリレーを行う事になりました!本ブログはブログリレー全133回のうちの2回目!この後続くブログにもご注目下さい!

FLINTERS BASE入社のきっかけ

 FLINTERS BASE社に入社してから1年8ヵ月、セプテーニグループに入社してからもうすぐ19年が経ちますが、初めてブログを書くことになりましたFLINTERS BASEの遠藤です。

BASE社への入社のきっかけは、2004年セプテーニグループ入社時の直属上司であり、現セプテーニ・データ・ソリューションズ並びにFLINTERS社のCEOである武藤さんからお誘いを受けたことにあります。「会社を立ち上げて間もないBASE社において、代表のパートナーとして事業の垂直立ち上げに力を貸してくれないか?」という内容でした。

 当時の私は、満足のいくパフォーマンスを上げる事ができない状態が続いており、今後のキャリアに対して悩んでいる時期でもありました。私の状態を理解した上で声を掛けてくれた武藤さん、そして武藤さんとの間を取り持っていただいたグループ執行役員の瀬戸口さん、2人の愛溢れる計らいに対して、成果云々よりも、自分が出来る事をとにかく精一杯やろう!そう思いながら、入社を決意した事を思い出します。

 代表の関さんにも温かく迎え入れていただきました。筋肉隆々の一見怖そうな関さんですが、誰よりも会社のことを考え、皆のことをリードしてくれる素敵な代表です。そんな代表の関さんからは、入社数か月経った頃から「遠藤さん、開発会社に来て感じたことなどブログに書いてください!」と言ってはもらっていたものの、本タイミングでようやく筆を取らせていただく事になりました。関さん、お待たせしました笑、、

事業立ち上げの面白さ

 入社時点では設立5ヶ月ほどであり、まだまだ整備の行き届いていない箇所が多く、評価制度すらままならない状態でした。これまでの知識と経験をフルに活用し、BASE社に必要な制度を関さんと何度も何度も議論を重ね、形作っていきました。特に立ち上げ期においての制度は可変である必要性があり、会社のフェーズによって適切な形にアジャストさせていく事が重要であると身をもって感じています。今もその途中ですが、自分たちで会社を作り上げていく楽しさを感じる事ができています。

 BASE社の特徴の一つとも言えますが、エンジニアはほぼ中途入社であり、しかも、前職がエンジニア職ではなく様々な職種からのキャリアチェンジ組が多くを占めています。小学校の教員、看護師、塾講師、自衛隊勤務などなど、多様な人材が今の組織を形成しています。そんな皆が、新たな人生のチャレンジを実現する場所としてBASE社を選んでくれてたことに大きな喜びを感じるとともに、それに相応しい場所を共に作り上げていく事が私の大きな責務であり、面白い!と感じる事のできている最大の要因かもしれません。

 幸いにも、今の私の役割の一つにカスタマーサクセスがあります。弊社はデータエンジニアの派遣事業を主力事業としており、基本的にエンジニアは取引顧客の職場で、顧客の指揮命令のもとで業務を行っています。カスタマーサクセスはその名の通り、顧客へのビジネス貢献・満足度向上というミッションを掲げており、単純なエンジニアリングスキルの向上だけではなく、従業員が主体的かつ意欲的に取り組むことのできる環境の構築こそ、パフォーマンス最大化の根底にあるべきものと認識しています。更に、それは自社だけでなく、顧客だけでもなく、両社が連携して環境構築をしていく事が正しいステップであると考えています。

 弊社には、そこに賛同いただいている顧客が非常に多く、自社の目線だけでなく、弊社従業員の目線に立ったアドバイスやご提案を頂戴するケースも少なくありません。顧客の皆様にも大変感謝しています。

※自社研修の修了式の様子(5期生、教育部、Mgr陣)

FLINTERS BASE社のコア

 データエンジニアという職種は近年注目を浴びる比較的新しい職種であり、マーケットからのニーズも今後一層高まっていく事が予想されます。その一方、エンジニア派遣やSESの業界は既に激しい競争に見舞われ、私たちも例外ではありません。

 そんな競争下で私たちが事業のコアとして注力している領域を、一つ紹介いたします。それは「自社の初期教育プログラム」です。

 「自社の初期教育プログラム」は会社設立と同時に発足した教育部を中心に磨き込みを続けてきました。BASE社では多くの実務未経験者を採用している事は前述しましたが、3ヵ月毎に「採用→教育→現場配属」を会社設立以来繰り返しており、2021年10月にエンジニアとして採用した7名から始まり、直近2023年7月に入社した社員は7ターム目(社内では7期生と呼んでいます)を数えます。その間、研修の内容や資料、提供手法、コミュニケーション頻度やその内容に至るまで、改善し得る部分のPDCAを回し続けている事そのものが、何事にも代え難いBASE社の財産になっています。

 その初期教育プログラムの改善活動で得たメソッドは、自社内の人材教育だけに留まらず、グループ内事業会社へも提供が広がり、一定の評価を得る事ができました。開発やソリューション提供に関わる事業会社向けに、ニーズに沿ってカスタマイズしたデータ人材育成の研修を提供するという実績を作ることも出来たため、本プログラムをこの9月から外部企業様に提供していくことも決まりました。

セプテーニ・ホールディングス プレスリリース

https://www.septeni-holdings.co.jp/news/release/2023/08013573.html

 入社した自社の社員が、どのような初期研修期間である3ヵ月間を過ごすと現場で活躍する事ができるのか?ここに向き合い続けた結果、それが会社の強みとして昇華していき、外部の企業様に提供できる状態にまで来たことを素直にうれしく思います。

さいごに

これからもチャレンジングなメンバーたちと一緒に、社内を、グループを、そして業界を盛り上げていきたいと思っています。引き続き、よろしくお願いいたします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

FLINTERS BASE社では一緒に働く仲間を募集しています!

https://www.wantedly.com/projects/1142557