皆さん、初めまして!
2023年01月入社の近藤と申します。
入社後に約3ヶ月間の研修を無事に終えることができました(泣ける...)ので、
学んだ内容についてお伝えできればと思います。
入社までの経緯
以前は工作機械 商社営業をしておりました!
工作機械というのは、大きい鉄やアルミの塊から工業部品(たとえば自動車のエンジン)を機械でゴリゴリ削って部品を作る機械になります。
ただ基本的にはメーカーから仕入れたものをお客様へ少し上乗せして売るだけという仕事であるということ、今後自動車がエンジン→電気に転換する中で日本の自動車業界は海外にどんどんシェアを奪われるのではないかという不安もありました。
このような思いから、技術を培うことができるプログラミングを勉強し始め、ご縁がありFLINTERS BASEに入社しました。
会社に入ってみての感想・雰囲気について
私たちは、同期4名で3ヶ月間の研修を行いました。
日々の学習では、わからないことがあればチャットやGoogle meetなどで同期に聞いたり、先輩に質問することができます。
リモートですが朝会、夕会、進捗確認があるため、わからないことはそこで聞いてもいいし、雑談などもできるため、孤独を感じることもなかったです。
同期で筋トレしている人が何人かいて、プロテイントークなども結構ありました(笑)
同期だけでなく、会社全体として配属までに不安が出てこないように面談の機会がたくさんあります。また、月に2回先輩たちとオンラインで一緒にランチする機会もあり、そこで仕事内容とかも聞けます。不安なこと、気になったことは気軽に聞ける文化が根付いていると感じました。
お昼は1時間好きに使うことができるため、私はご飯を食べた後、洗い物をしたり掃除をしたり雑誌を読んだりしてまったり過ごしていました。
他にも研修の進捗など裁量は自分達に任されている部分は多いです。
成長できたこと
エンジニアとして下積みができたこと
長いようでとても短い3ヶ月間の研修で得たことはこの一言に尽きます。
特に、
「エラーは起きるもの」
「とりあえず手を動かしてみる」 ことを学べたことはとても大事だと思っています。
エラーは起きるもの
エラーってできれば起こしたくないですよね。
私もそうです!エラーは英語で書いてあるし、意味わからん、めんどくさい、眠いってなりがちかと思います。
慣れます。(笑)
研修を進めるにあったって何十回のエラーを経験することになるので、エラーが出ても動じなくなります。
先輩は、一度エラーが起きないと逆に怖いと言ってました。
何十回もエラーを見ていると、起きたエラーがどういうエラーなのかエラー文を読めば大体の検討をつけることもできます。
また、そのエラーを解決するための検索力も磨かれます。(ネットで調べる、他の先輩が以前質問していた内容を見る、そして私たちの最強の味方ChatGPTもある)
それでもわからなければ、質問することも可能です。
とりあえず手を動かしてみる
FLINTERS BASEの研修では、様々な知識と技術を学べるカリキュラムが用意されています。
その中には、説明を読んだだけではわからない内容も当然含まれています。
その時に、わかるまで調べるというのももちろん大切ですが、とりあえず実際に手を動かしてみるということはとても重要ではないかと感じています。
ハンズオン形式(手を動かして自分でコードを書いてみる)の学習もあり、自身のペースでアウトプットまで取り組むことができます。
読むだけではわからなかったけど、コードを書いたらわかるようになった、であるとか一回書いただけではわからなかったが、複数回書いたらなんとなくわかるようになったとか別の研修をやっている中でわかるようになったとかっていうことが多々あります。
実際の現場でも、初めて触れる内容が含まれていることもあるかと思いますが、納期もあるため十分に知識を学習してから取り掛かるのでは間に合いません。
その時にわからないながらも手探りで実際に手を動かし進めることができると思います。
研修内容について
抜粋して3つ紹介します。
Linux 研修
Linuxとは、コンピューターを使うときに必要なOSの一種です。(macOS, Windows, Android, iOSと同じ)
Linuxコマンドとは、コンピューターを操作するための命令のことです。
たとえば、ファイルを作成、削除したりコピーしたり、文字を入力したり、今自分が作業している場所を確認することが可能です。
他の研修の際にもLinuxコマンドはよく使う、エンジニアとして必須のスキルです。
学習内容
感想
難しそうに見えてそんなに難しくありません。
絶対パスと相対パスとか言われると嫌になると思いますが、道案内に例えると、
的な感じです。Linuxコマンドは使っていると自然に慣れるものなので、心配しなくても大丈夫です。
RDB/SQL基礎
またアルファベットの意味わからない言葉が出てきた、と思うかもしれませんがこちらも難しくありません。
RDB(リージョナルデータベース):データを表(行と列)で保存するデータベース
SQLはクエリというデータベースに対する命令を用いてデータベースを操作します。
たとえば、「このデータベース内のすべての顧客情報を表示してください」といった命令がクエリになります。簡単な例をあげると、「生徒の名前と成績を表示する」というクエリをSQLで書くと次のようになります。
SELECT name, score FROM students;
このクエリを実行すると、「students」という名前のデータベースから、生徒の名前(name)と成績(score)を取得して表示することができます。このようにSQLを使えばデータベースから必要な情報を迅速かつ簡単に取得することができます。
学習内容
感想
めちゃ難しいという内容ではないのですがボリュームがかなり多い研修になりますので、正直、1回ですべて内容を覚えるのは難しいです。
じゃあどうすんねんという話ですが、カリキュラムの中に自習の時間(もちろん勤務時間内)が組み込まれています。自習の時間に何回か取り組むことで、自然に書けるようになっていきます。
練習問題も多数あるので、アウトプットをたくさんやって覚えることができる内容です。
総合演習
これまでやった技術の総まとめです。紹介しきれていませんが、研修で学習した
Big Query:Googleが提供するクラウドデータベース、クエリでデータを取り出せる
ETL:データの取り込み、加工、出力を行うプログラムのこと
BIツール:データを表などに可視化するツール(Excelより直感的な操作、大量のデータを扱える)
などを用いて、データを取得→加工→可視化(分析)までの一連の流れを取り組みました。
私は有効求人倍率と企業の成長率と生産性の関係性について調べましたが、テーマは自由なので、自分のやりたいテーマでOKです。
作成までの流れ(私の場合)
- テーマを決める
- 必要なデータ(今回はExcelファイル)を取得
- Pythonでデータを扱いやすくするように加工
- ETLでBig Queryにデータを転送
- Big Queryでクエリを用いて必要なデータを取り出し
- BIツールで可視化(分析)
感想
結構難しかったです。
特に、私はPythonでExcelのデータを扱いやすくするように加工する工程でかなり苦戦しました。このことからデータというものは全てが分析しやすいように作られているわけではないということを実感しました。
また、データを分析する際には
- 正確にデータを取得する
- 適切に加工する
- 分析して分かりやすく可視化する
というステップが大事だと、自分が一連の流れを取り組んでみて実感しました。
データエンジニアの価値ってこういうところにあるのかということを感じさせてくれる演習となりました。
まとめ
3ヶ月の研修は終わりましたが、まだスタートラインに立っただけです。
これから業務に携わっていくわけですが、研修で学んだことを糧に頑張っていきたいと思います。
気になることがあればどんどん質問してください!