こんにちは、教育部の金渕です。
2022/12/6~12/7に開催されたAWS JumpStartに弊社中途入社社員7名+FLINTERS 新卒社員1名+私で参加してきましたのでそのレポを記事にしたいと思います。
まずはじめに、受講してきた内容を一言で表すと
めっちゃよかった!
です。
(語彙力皆無なのでこの後の文章もこんな感じで進みます)
私のAWSレベル
AWS自体は触り始めて3年目です。
でもガッツリこれだけを触ってきたということはなく、ちょこちょこ業務で触ったことあるかなあくらいです。
研修用に使用するインフラはほとんどAWSで構築していたり、研修環境のIAM管理、あとはクラウドインフラの設計図を書いたりをする機会がいくつかあるので、全く知らないという状況でもないです。
また、クラウドやネットワークの一般的な基礎知識は多少あるかなあという感じです。
正直、全くの初学者というわけではないので知った内容も多かったのですが、総合的な満足度は高かったです。
スケジュール
2日間 9:00~18:00(昼休憩1h) での実施でした。
最近は10時前に起きることもザラにある自分としてはちょっと朝早くてキツかったです笑
事前学習
プログラム開始3週間くらい前に、AWSが作成したSlackスペースに招待するメールが届いていました。
スペースに参加すると、AWSのSolutionArchitectの方から事前学習コンテンツの案内が展開されていました。
○ (必須)事前学習コンテンツについて
本イベントでは、2日間のイベントの中身をより濃いものにするため、事前に皆様に事前学習動画に目を通してきていただくことを必須としています。必ずしも全てを理解する必要はなく、一通り目を通していただければ十分ワークショップを楽しんでいただけます!
はじめてのアーキテクティング (60分)
https://www.youtube.com/watch?v=cD870G8uqhY
Webアプリケーションを提供する際に、なぜ大半のケースでサーバー1台構成では不十分なのか、どのような観点を意識し、どのようなアーキテクチャを設計すべきなのかについて学びます。例えば、パフォーマンス・可用性の観点では、ロードバランサの導入やサーバーのスケールアウト、オートスケーリング、キャッシング等について説明し、構築・運用を楽に行うという観点では、マネージドサービスなどの技術を取り入れる意味についても説明します。
AWS入門 AWS基礎 (3時間にAWSの基礎的な概念やサービスの紹介をまとめたコンテンツです)
https://youtu.be/Kb7ZEBwqUAI?t=2006
AWSのSolution Architect Associate資格取得のための勉強会という体裁の動画になっていますので、まずは0:33:26からのAWSのグローバルインフラストラクチャからご覧頂くのが分かりやすいかと思います。
内容としては
となっていました。
弊社では、研修中社員に内容をより理解してもらうために
を研修内に時間をとって事前学習動画に追加で実施してもらいました。
1日目
9:00 ~ オープニング
- 担当してくださるSolutionArchitectの方の自己紹介
- プログラムについての説明
9:30 ~ 講義(アーキテクティングのコツ)
SolutionArchitectの方が、スライドを使って人数規模ごとのアプリケーションインフラのアーキテクティングの違いなどを説明してくださいました。
内容的には事前学習内容と重複する部分も多少ありましたが、「webアプリケーションとは」から説明されていたので完全な初学者でもわかりやすい内容だったかと思います
10:30 ~ 14:30 ハンズオン(ALB + ECS + Aurora)
スケーラブルなwebアプリケーションのアーキテクチャをハンズオンを通して学びます。
環境はAWSさんが用意したものを使用しましたので費用も掛かっていません(神)。
また、私は割とスムーズにハンズオンを勧められたのですが、途中躓いてしまった参加者にはSolutionArchitectさんがトラブルシュートしてサポートしていました。
余談ですが、同時に十数人のトラブルシュートを依頼に対応されているSAさんを見て、同じようなことを業務で行っている私はちょっと親近感が湧きました笑笑
特に詰まることなく進んだ方向けに別のMTGスペースのURLを発行し、別のSAさんが雑談しながら参加者の質問に答える場を提供してくださりました。
私は結構序盤にハンズオンが終わったので環境で色々試して遊んだり、そのMTGスペースで質問したりしてました。いろんな質問に答えてくださりとても有意義で楽しかったです。
14:30 ~ アーキテクチャ検討課題発表
2日目までまたがって行うアーキテクチャ検討の課題の説明がありました。
参加者を楽しませるための小ネタもあり、AWSのSAさんは芸達者だなあと思いました。(どんな小ネタだったのかは実際に参加してみてみてください笑
~ 18:00 アーキテクチャ検討
私のチームは私含めた4人グループでアーキテクチャの検討を行いました。
互いの案を持ち寄って大枠のアーキテクチャは開始1hほどで固まっていたと思います。
20minのSAさんのオフィスアワーでは、要件を実現するために必要なことでわからなかった部分を質問したりアドバイスをもらったり、調べた中で出てきたサービスについて説明してもらうことをしました。
AWSのSAさんに教えていただくことは普段ないのでとても勉強になりました。
2日目
9:00 ~ デイリーチェックイン
2日目のはじめも参加者全員で同じMTGのURLに集合します。
slackのタイムラインに「1日目」の感想を書くことからスタートしました。
短期間の全体研修は詰め込み気味になり結構体力的にもキツくなりがちなのでこのようなアクティビティでメリハリをつけるのは有効かも、真似しよ。と思いました。
9:30 ~ 15:30 アーキテクチャ検討
引き続きアーキテクチャの検討を行います。
私たちのチームは1日目で大体のアーキテクチャが決まったので、追加の機能の検討や発表に向けた準備をしました。
チーム内ではランチの話や自社の話など雑談もしながら初対面(オンラインですが)ながら仲良く進められたと思います。
これは後から知った話ですが、弊社から参加した中途入社社員が全員同じ班になっていたようなので、登録したメールアドレスのドメインによって班を決めているとかはありそうでした。
(研修中社員にとって他社のエンジニアさんと関わる機会になるかなと淡い期待を抱いていましたが、そうならずちょっと残念です)
15:30 ~ 17:00 発表会
それぞれのチームで作成したアーキテクチャをLT形式で発表し合います。
他のチームのアーキテクチャを見ることはもちろん、SAの方が講評としてアドバイスをしていたり、「コスト削減を依頼されたらどこに目をつけますか?」みたいに質問してそれに答えることでさらに理解が促進されたと思います。
AWS初心者ではなくてもとても楽しく学ぶことができました。
17:00 ~ クロージング・懇親会
クロージングでは今回の題材のSAさんのアーキテクト図や実際の事例を紹介いただきました。
懇親会では
と題材が設けられていました!
まとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
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