テーマは #FLINTERS BASE #成長 です。
私自身IT未経験の状態で転職し配属されて2年が経ちました。
私と同じように異業界からIT業界への転職を考えている方に弊社での働き方を知っていただけるきっかけになれば幸いです。
配属先での業務
Webアプリケーション開発のプロジェクトに携わっています。
データエンジニアの会社なのになぜアプリ開発?と感じる方もいるかもしれません。
既存のアナログなコミュニケーションからデジタルなコミュニケーションへ移行することで、データドリブンな基盤を作る事を目的にしていました。アプリを導入したことで様々なデータを取得することが可能になり、取得したデータを集計・加工してお客様へ提供する業務もあります。
配属後に初回リリースがあり、私は開発されたアプリを新規に導入する業務や運用保守を担当していました。主にAWSのサービスを利用して構築されており、日々の業務でもAWSを操作することが多く、運用保守依頼のアプリへの反映でAmazon RDS、アプリのログ確認でAmazon CloudWatchを参照する場面が多いです。また、リリースされたばかりのサービスのため、運用方法や知見を0からの積み上げていく必要がありました。
意識して取り組んだこと
知らないことをなくす
リリースされたばかりでチーム内に知見が溜まっていなかったため、アプリの仕様について徹底的に理解するように努めました。
入社後のAWS研修でIAM、VPC、RDS、EC2などの勉強はしましたが、アプリではその他にも様々なサービスを利用しています。AWSのどのようなサービスで構成されておりその役割は何か、他のサービスとの関連性、一つのサービス内でどのような設定がされているのかを設計書を見ながら調べたり書籍を購入して学びました。
またアプリのログをCloudWatchで確認し、1つの画面処理に対して裏ではどのような処理が実行されているのかひとつひとつ紐解くようにし、理解できない部分や疑問に思った部分があれば、私よりも詳しい方に必ず質問してわからない部分が無くなるまで質問するようにしていました。
このような一つの事象に対して複数の知見を肉付けしていく積み重ねで、一つ一つの点がつながってアプリ全体の仕様を理解して的確な判断ができるようになりました。
積極的なコミュニケーション
運用保守の体制を一から作って行く必要があったため、まずトライしてやりにくい部分があれば小さなことでも意見を伝えてチームがより良い形に変わるように努めたり、チーム内で業務が滞っている部分があれば手伝えることはないか伺い、自分ができる業務を増やしていくようにしていました。
基本的にテレワークで仕事をするため、必要な時間以外はコミュニケーションを取る機会が限られます。オンラインで会議を繋いだ際に必要な作業を実施して終わりではなく、必ず最後に何か確認などあるか聞くだけでなく、具体的な事項について自分が感じていることを伝えて何か意見があるか聞いてみたり、ライトなコミュニケーションができる関係性をチームの方々と作れるように意識していました。
FLINTERS BASEでは基本的にはお客様と一緒に仕事をします。上記は2つとも当たり前の行動かも知れませんが、入社の面接の際に聞いた会社説明などからもお客様とともに課題を解決していくような動き方が求められていることは感じていたので、FLINTERS BASEで働くうえで大切な意識だと思います。
成長を感じた場面
お客様から画面上のある記載内容を変更したいというご要望があった際に、システムへ反映するには複数のことを考慮する必要があります。システム観点で何をすべきか判断して、チケット化して作業者に共有したり、お客様と認識齟齬が無いように修正すべき箇所や詳細を詰めなければならない部分を伝えられるようになりました。
大枠でお客様がやりたいことを元に何をしたらいいのか判断し、実作業に落とし込んで漏れなく実現できるように導けるようになったのは、システム全体を細かく把握するように努めていたからだと思います。
他にも2名のBASE社員が同じプロジェクトにジョインした際に今まで自分で学び取ったことを伝えて指導したり、今後新しくジョインする方や既存のチーム員が業務をしやすいようにドキュメントを整備するなどチームの基盤づくりをしてきました。
2年目はチームの方に頼っていただくことも多くなり、円滑なチーム運営のために大きな役割を果たせるようになっていたかと思います。
余談
自分の携わったプロジェクトの記事を目にすることがあり、改めて携わったプロジェクトがお客様へ提供した価値の大きさを知り喜びを感じました。このようなプロジェクトに関われるのも、FLINTERS BASEの強みなのかなと思います。
プロジェクトを安定的に運用できるよう注力してきたことは、このアプリの導入拡大と安定稼働へのほんの一助になっていれば嬉しい限りです。