「SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル」の感想(第4部第36章 集中編)

こんにちは。6期生の桐生です。
今回「SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル」の 第4部第36章「すべては集中から始まる」について感想をお伝えします。

※ この投稿はFLINTERS BASEブログ祭りの記事です。
※ テーマは #読書メモ #生産性 #集中力 です。

書籍の概要

「SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル」はジョン・ソンメズによって書かれ、ソフトウェア開発者向けにキャリアやライフスキルを向上させるための具体的なアドバイスが詰まった本です。 第36章では集中力がテーマとなっており、集中とは何なのか、なぜ重要なのか、いかに集中するかについて記述されています。

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集中の定義

集中とは、「仕事に全力で取り組み、寝食を忘れ、時間が経つのを忘れるほど没頭する状態である」と筆者は定義しています。 具体的には「自分のコードにバグが発生しエラー原因を必死で調査しているときの状態」これが本物の集中だそうです! エンジニアなら何度も経験することだとは思いますが、エラー対応時の集中力は異常なものがありますよね。 その集中力をいつでも引き出せるようになれば、生産性は爆上がりだなーと思いました。

集中モードに入るコツ

本章に集中力を上げるコツがいくつか紹介されています。

  • スマートフォンをサイレントモードにする
  • BreakFree、Offtimeなどのアプリを入れる(スマホの誘惑を断ち切る)
  • 気を散らす要因となるブラウザーウィンドウを閉じる
  • PCのポップアップを無効化する ※業務の通知はキャッチアップする必要あり
  • 部屋のドアに「邪魔するな」の札を吊るす など

最後の札を吊るすのは少しやりすぎ感ありますが、徹底的に邪魔を排除して集中力を切らさないことが大切なんだなと感じました。

また、集中モードに入るには勢いが大事だとも書かれていました。 一度集中モードに達してしまえば、集中し続けることはさほど難しくありません。 最初の5分で一気に集中モードに入ってしまえば、もう生産性は爆上がりです!

実践してみたこと

この章を読んだ後、「PCのポップアップを無効化する」について実践してみました。 私は業務に関わる連絡をSlackで行っています。Slackはメッセージが届くとポップアップで通知してくれるので非常に便利なのですが、 初期設定だと重要度の低い連絡も通知されるため、作業中に気を逸らされることが多く、そこに課題を感じていました。 後で確認すれば良いメッセージであっても、どうしても気になってしまって、作業を中断して内容を確認してしまうということが結構ありました。

Slackにはチャンネルごとに通知設定を変更できる機能があるので、重要度の低いチャンネルをポップアップ通知しない設定に変えてみました。 その結果、ポップアップ通知の頻度が減り、作業に集中できる時間が増えたと実感しています。

感想

第36章を読んで、集中力がどれだけ重要か、また自分の集中力はまだまだ高められるということを再確認することができました。 自分の仕事環境を見直し、少しでも集中力を高め、生産性を上げられるような工夫をしてみようと思います。

最後に

読んでいただき、ありがとうございました。
今回の感想が皆様の読書選びの参考になれば幸いです。